• 地盤の専門家神村真による宅地防災の情報発信サイト

新築住宅は、1万棟に5棟程度の割合で不同沈下しているようですが、最近、私が関わった不同沈下案件のほとんど全てで、新規盛土や「おかしなSWS試験結果」が確認されています。

この動画では、その「おかしなSWS試験結果」や新規盛土の影響について解説します。

私が、何よりも問題だと感じるのは、調査会社の技術者、地盤補償会社の技術者、建築士と言った関係技術者が、誰一人、その危険に気づけないことです。

住宅分野での地盤についての技術的な知識の不足は以前からある問題です。その問題を仕組みで補強しているわけですが、それもうまく機能しない場合があるとなれば、消費者が目を光らせるしか対処の方法がありません。

建築士は、このような状態をどのようにお考えでしょうか?

不同沈下した場合の修復原資は保険や補償で賄えると安易に考えていませんか?

この動画で指摘したSWS試験の課題については、例えば、以下のブログでも解説していますので、参考にしてください。



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