「住宅の重さで住宅が傾く」というこは、実は、一般の人にとっては「受け入れがたい事実」のようですね。それどころか、建築士の中にも、その「事実」として受け入れられない人もいるようです。 普段足の下で自分を …
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谷を埋め立てた盛土造成地や斜面を切り盛りした造成地でボーリング調査をすると、盛土の中に水がある場合が多いです。こうなることは、すごく当たり前のことなんですが、その当たり前を見て見ぬふりした結果、水浸し …
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私が住宅の地盤に関わるようになってから、15年以上の月日が過ぎましたが、その間、市場の傾向に大きな変化は見られず、災害リスクのことはお構いなしで宅地開発が進められ、地盤の悪い場所に、どんどん家を建てる …
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住宅を建てるための地盤調査の目的は、地盤リスクの程度を知り、これに対処する方法を決めるための材料(事実)を集めることです。このため、調査結果を利用して不同沈下量を予測することも行われます。 ところが、 …
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時は21世紀です。子供のころ、自分が大人になったら車は空を飛んでいるかもしれないと考えていました。しかし、車が空を飛ぶどころか、新築住宅が1万棟に約5棟の頻度で不同沈下しているようです。 スマートフォ …
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私がある技術を用いた設計方法を確立していく時、最も重要視するのは、「根拠」です。 10年ほど前から、私は、住宅の耐震性に強い関心があり、耐震性を測るということについて勉強をしてきました。その過程で、私 …
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私は工業高専に通っていたので、10代の頃(1980年代の後半)から、埋立地などで、地下水位以下の砂質土地盤が、地震時に「液状化」するということは知っていました。でも、具体的にどんなことが起こるかという …
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私が土木業界から住宅業界に入ってきて感じたのは、「何処も同じ」というものでした。 土木業界では、標準貫入試験結果であるN値やコーン貫入試験結果等の「サウンディング」という簡易な調査技術を使って、あらゆ …
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日本では、建物荷重で沈下が発生する土地を「宅地」として販売可能です。 日本政府は、不同沈下リスクの高い土地を販売することは規制せず、不同沈下リスクを個人の資産で回避することを求めています。 土地の購入 …
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東日本大震災以来、液状化に関する危険度について、何らかの対応を行うことが求められていますが、法律で何かが厳格に定められたわけではありません。 平成13年国土交通省告示1113号には、「液状化や建物自 …
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