• 地盤の専門家神村真による宅地防災の情報発信サイト

液状化の危険度を測る

私は工業高専に通っていたので、10代の頃(1980年代の後半)から、埋立地などで、地下水位以下の砂質土地盤が、地震時に「液状化」するということは知っていました。でも、具体的にどんなことが起こるかという …

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耐震性能を測る

私は数年前から建物の振動特性を計測し、耐震性能を診断する技術に強い関心を持っています。 国土交通省は、住宅をストック化する方針を掲げていますが、「既存住宅は、十分な性能を持っているのか?」、そんなこと …

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地盤に伝わる地震力

1923年9月1日11時58分。関東大震災の発生。これにちなんで「防災の日」が制定されました。死者行方不明者は10万人を超える大きな被害が出た大地震でした。ちょうど台風が接近しており風が強く、木造建築 …

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地盤の地震被害と原因

災害が発生すると報道番組では、被災者から「こんなことが起こるなんて」とか「50年くらい住んでいるが初めての経験だ」とかいう声を集めて放映していますが、あれは、何を伝えようとしているのでしょうか? 私の …

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20年後の地盤調査

2000年に施行された「住宅の品確法(住宅の品質確保の促進等に関する法律)」の目玉の一つは、「10年間の瑕疵担保責任」でした。住宅の供給者は、10年間も瑕疵担保責任を負うので、住宅の長期沈下について検 …

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地震力に関する地盤調査

住宅の地盤調査に関する記事の多くは、常に作用する住宅の自重に対する支持力や発生沈下量の予測に関するものが多いと思います。一方で、地震時の住宅の安定性を考えるために必要な地盤調査や、外力である地震力を決 …

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SWS試験で沈下量は予測できるのか?

私が土木業界から住宅業界に入ってきて感じたのは、「何処も同じ」というものでした。 土木業界では、標準貫入試験結果であるN値やコーン貫入試験結果等の「サウンディング」という簡易な調査技術を使って、あらゆ …

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SWS試験結果の利用方法と課題

住宅建設の第一歩として行う地盤調査の中で最もポピュラーなものは、スクリューウエイト貫入試験(SWS試験)です。この試験は、平成13年(2001年)に出された国交省告示第1113号に、SWS試験結果によ …

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事例で読み解く土石流のリスク

2014年8月20日に広島市で大規模な豪雨災害が発生しました。多くの命と市民の財産が失われました。大規模な土石流による被害状況をTV等で目にして記憶している方も多いと思います。 今回は、この豪雨災害を …

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事例で読み解く土砂崩れのリスク

2019年10月25日に千葉県千葉市で2名が亡くなる土砂崩れが発生しました。 当時、近くの造成地で色々な調査をしていたので、この災害のことを非常によく記憶しています。 この被災地に限らず、「こういう場 …

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