立地条件は、土地の値段に大きな影響を及ぼしますが、災害のことや地盤の良し悪しは、立地条件ほど、土地の値段に影響を及ぼさないようです。
しかし、水害の危険性を、不動産の売買時に説明しなければならなくなりましたし、地盤改良費用を考慮しない地価設定が問題であることが指摘されたりと、次第に社会に変化が起こっています。
コンパクトシティ構想として知られる「立地適正化計画」は、災害の多い地域には住宅が建設されないように、行政サイドが誘導することを企図しています。
そろそろ地盤や地形が土地の価格に大きな影響を及ぼす時代がやってくるのでは?
そこで、地盤から見た土地の価値について考察してみました。