現在の住宅づくりでは、地盤補強の設計や工事は、地盤補強工事業者に一任されることが多いと思います。このことは別に悪いことではありませんが、注意したいのは、この工事は住宅づくりの一工程ですので、監理技術者は建築士であるということです。
私の少ない経験の中でのお話ですが、建築士に、補強工事の報告書内容を細かくチェック頂いたことは、極めて少なかったと思います。それどころか、設計段階で建物の重さが分からない、工事直前まで基礎伏図の最終版がないなどはにちょ上茶飯事であったと記憶しています。
きっと今は違うのでしょうが・・・
この動画では、建築士と工事業者、それぞれの役割について解説しました。