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「柱状改良体が固まらないことがある」

こんな話をすると驚かれる方もおられますが、住宅分野では、事前に土の種類にあった固化材の種類や配合を確認するための「配合試験」を行いませんので、土質の問題に起因して改良体の強度が、「所定強度」に達しないことがあります。また、施工の内容に起因して、不均質な改良体が作られていることもあります。

さらに、未固結の改良土を型枠に詰めて発現強度を確認する「モールドコア法」のみによる品質確認が主流なので、改良体が均質に固化していることを確認できないという問題も。。。 



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