地盤改良業者にいたころ、地盤改良費用を考慮しない住宅建設費の見積書を消費者に渡している建築士の話をしばしば耳にしました。 地盤を専門分野とする者からすると、「なぜ、事前にリスク評価をしていないのか」が …
令和2年8月28日から、不動産の取引時に行われる重要事項説明の中で、洪水リスクに関する説明が付記されました。 国土交通省:宅地建物取引業法 法令改正・解釈についてhttps://www.mlit.go …
住宅の不同沈下原因を調査していると、スウェーデン式サウンディング試験の段階で、不同沈下が予見されていることが多くあります。 そのようなケースでは、スウェーデン式サウンディング試験結果のみを見て、地形と …
東日本大震災以来、液状化に関する危険度について、何らかの対応を行うことが求められていますが、法律で何かが厳格に定められたわけではありません。 平成13年国土交通省告示1113号には、「液状化や建物自 …
今年の5月「マンションの杭が所定の深度に到達していなかった。」という報道がされていました。 杭工事では、杭を施工する機械で深度ごとの抵抗の大きさを計測していて、地盤調査結果と抵抗値を比較することで、杭 …
スウェーデン式サウンディング試験結果のみから沈下量を予測することがしばしば求められます。 これは、前回のブログで示した告示1113号の記述によるものと考えられます。 “液状化の可能性がある場合や、以下 …
SNSなどで、「スウェーデン式サウンディング試験を行ったら、地盤補強が必要だと分かって困った」という消費者の記事を目にすることがありますが、私にはとても奇異に聞こえます。 地盤補強の要不要は、地形を見 …