今回も地震のお話です。今日は、地震荷重に対して考えておかなければならない、地盤の短期許容支持力度に関するお話と、耐震等級3が必要だ、いやいや基準法レベルで十分だと言ったお話に対する私の意見を示しました …
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今年は関東大震災(大正関東地震1923年)から、ちょうど100年の年です。 私が 大正関東地震のことを知った(というか大変な大災害であったことを知った)のは、おそらく、NHKの連続テレビ小説「おしん」 …
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最近、立て続けに不同沈下した住宅についての「もめ事」で技術的見解を求められることがありました。双方の言い分はよく分かりますが、そもそも、その場所のリスクをどのように捉えていたのかよく分からないというこ …
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数年前に独立して、様々な不同沈下案件を、純粋に一技術者の視点で見ることが出来るようになると、住宅分野での課題が目に留まるようになりました。その一つが、「SWS試験だけやっていればよい」という思い込みで …
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谷を埋め立てた盛土造成地や斜面を切り盛りした造成地でボーリング調査をすると、盛土の中に水がある場合が多いです。こうなることは、すごく当たり前のことなんですが、その当たり前を見て見ぬふりした結果、水浸し …
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2022年3月の福島県沖地震では、仙台市内の盛土地でも宅地被害が出ていると報道されています(日建コンストラクション8月号)。記事を読まれた方も多いと思いますが、その記事を読んでいて、「ああ、宅地って、 …
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歴史は繰り返すと言いますが、人間が知っている歴史にだけ注意を向けていては、「想定外」のことに対応できません。災害で大きな被害が出る時は、いつも「想定外」という言葉が使われますが、人間が記録してきた情報 …
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「住宅の基礎設計のためには地盤調査が必要だ」という認識が固まったのはいつ頃のことがご存じでしょうか? あなたが、この業界に入って10年未満の方なら、「地盤調査をしないで家を建てていたことなんてあるの? …
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大げさなタイトルで恐縮です。また、建築士でもない私が取り上げるべきテーマではないとは理解しておりますが、私が理解できる、「地盤」と「構造」の観点から、この重いテーマについて考えていきたいと思います。 …
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住まい造りは楽しいはずのものですが、私のところには悲しい報せが届きます。 その悲しい報せは、適切な地盤評価や基礎設計が行われていれば防げたであろうものばかりです。 なぜ、見えないモノを見たふりをして設 …
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