地盤改良業者にいたころ、地盤改良費用を考慮しない住宅建設費の見積書を消費者に渡している建築士の話をしばしば耳にしました。 地盤を専門分野とする者からすると、「なぜ、事前にリスク評価をしていないのか」が …
続きを読む先日、「造成宅地を買い付けるのだけど、液状化地域に位置しているのでどうしたものか?」という相談を受けました。 この造成宅地の1区画は、既に他社にも購入されていて、「液状化地域だけど、液状化対策を特に行 …
続きを読む令和2年8月28日から、不動産の取引時に行われる重要事項説明の中で、洪水リスクに関する説明が付記されました。 国土交通省:宅地建物取引業法 法令改正・解釈についてhttps://www.mlit.go …
続きを読む住宅の基礎地盤の安全性評価について、不十分な点が多いと感じることがありますが、中でも地震力が作用する時の地盤の支持力評価については、四号建築物では、検討されていないケースが多くあります。 「地盤の支持 …
続きを読む住宅の不同沈下原因を調査していると、スウェーデン式サウンディング試験の段階で、不同沈下が予見されていることが多くあります。 そのようなケースでは、スウェーデン式サウンディング試験結果のみを見て、地形と …
続きを読む東日本大震災以来、液状化に関する危険度について、何らかの対応を行うことが求められていますが、法律で何かが厳格に定められたわけではありません。 平成13年国土交通省告示1113号には、「液状化や建物自 …
続きを読む防災の日は過ぎ去りましたが、これからは台風シーズンです。 水害の多い季節になります。 今回は、住宅性能表示制度の基準を見ながら、日本の住宅の災害(特に水害)に対する強さについて考えてみました。 構造設 …
続きを読む9月1日は防災の日です。 1923年(大正12年)9月1日11時58分ごろに発生した関東大震災にちなんで、この日に制定されています。 この地震では火災によって建築物が延焼してしまったので、揺れによる建 …
続きを読む9月1日は「防災の日」です。 この機会に木造住宅の耐震性能について考えてみることにしました。 2000年から住宅の性能表示制度が運用されるようになり、耐震等級を表示する制度が始まりました。 耐震等級は …
続きを読むつい先日、8月12日、13日と、埼玉県で日中の豪雨によって、内水氾濫が発生しました。 今回は、さいたま市の降雨記録や川口市の下水道ビジョン(2018年)などを参考に、都市部での雨水対策について考えてみ …
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