先週は「マンションを支える杭の先端が所定の支持層に到達していない」というニュースから、地盤調査の「ばらつき」に関する話題を書きました。 今回は、同じニュースに関係する、杭の「着底管理」に関するお話をし …
続きを読む今年の5月「マンションの杭が所定の深度に到達していなかった。」という報道がされていました。 杭工事では、杭を施工する機械で深度ごとの抵抗の大きさを計測していて、地盤調査結果と抵抗値を比較することで、杭 …
続きを読む今回は高台の話です。 高台の造成地は、水害には無縁で地震にも強そうな印象を受けます。 ところが、高台の造成地の中には、かつての谷筋を埋め立ている箇所や斜面に擁壁を建てて盛土している箇所なども含まれます …
続きを読む7月4日に九州で球磨川が氾濫しました。 その後も各地で河川氾濫が相次いでいます。 ニュースで聞く避難された方々の声の中には、やはり「洪水が起こるとは思っていなかった」というものがありました。 川辺に暮 …
続きを読む前回のブログで、柱状改良工法を用いた地盤改良工事費用の試算結果を示しました。 地盤改良工事費用は、地域によっては土地取得費用の数10%を占めると思われます。 地盤改良費用は、土地取得費用から差し引くべ …
続きを読む住宅分野で多用されている地盤補強工法の一つに、柱状改良工法があります。 この工法は非常に便利な工法なのですが、“安い”という固定概念がつきまとっています。 しかし、その考え方はやめた方がよいと思いま …
続きを読む住宅分野で多用されている地盤補強工法の一つに、柱状改良工法があります。 この工法を使った地盤改良工事の市場価格(改良業者の売値)は低く、私が地盤改良工事会社にいたころから、利益を出しにくい工事でした …
続きを読むスウェーデン式サウンディング試験結果のみから沈下量を予測することがしばしば求められます。 これは、前回のブログで示した告示1113号の記述によるものと考えられます。 “液状化の可能性がある場合や、以下 …
続きを読むSNSなどで、「スウェーデン式サウンディング試験を行ったら、地盤補強が必要だと分かって困った」という消費者の記事を目にすることがありますが、私にはとても奇異に聞こえます。 地盤補強の要不要は、地形を見 …
続きを読む