住宅街を歩いていると色々な擁壁が目に入ってきます。「この擁壁だいじょうぶかな?」と思うものも、少なからずあるのですが、そんな擁壁の際に住宅が建設されていたりします。こういう住宅を見るたびに、「建築士は …
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造成宅地を造るのは人です。人が盛土を作り、人が擁壁を作ります。 この人は、常に「いい人」ではありません。 何か問題を起こすのは常に「人」です。 今回は、あなたの家造りで考えて欲しい、災害以外の地盤リス …
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あなたは、自分が設計した住宅で行われた地盤改良工事の施工データを細かく見ていますか?また、その情報を自分で管理していますか? 中古住宅市場が活性化すると、これまで見えないものとされてきた、地中の情報が …
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SNSが普及したことで、耐震性や気密・断熱と言った住宅性能に対して、消費者の意識が高まりつつあるように思いますが、構造計算をしている家はまだまだ少ないようですね。 さらに、関心が低いのが「地盤」ですが …
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前回のブログで、基礎の構造計算に基づいて杭配置を決めることで、合理的な地盤補強工事費の削減が可能であることをお話しましたが、今回は、もう少しだけ具体的に、基礎の構造計算と地盤補強設計との関係を見ていき …
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「地盤改良費が高いから安くして!」「もっと安くならないの?」「オタク高いから・・・」 工務店の方が何気なく発している言葉で、地盤改良会社は非常に傷ついています。消費者からの強いプレッシャーがあることも …
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あなたは、住宅用に作られている柱状改良体の多くが、「品質がよく分からない」ことに気づいておられますか? 地盤改良業者から提出される施工報告書を見て、「十分な強度が確認されているから大丈夫」と考えておら …
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私は、「スクリューウエイト貫入試験しかしない地盤調査」は、そろそろ終わらせた方が良いと考えています。 スクリューウエイト貫入試験(SWS試験と呼びます)では、地盤の性能を明確に示すことができない場合が …
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以前お話したように、地盤リスクを見つけるためには三つの目線が有効です。 今回は、この三つの目線を使う練習をしてみましょう。 【例題】山のすそ野で、下のような地形がありました。あなたが、一番下のひな壇に …
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私は、住宅建設では、ボーリング調査とSWS試験を組み合わせて行うべきだと考えています。しかし、現実には、そのような場合は、ほぼありません。それならせめて、全てのSWS試験が100%活用されることを期待 …
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