• 地盤の専門家神村真による宅地防災の情報発信サイト

地盤補強の基礎知識

3月のテーマとして、「家を建てたいと思ったら考えておくべきこと」として地盤のリスク評価に関するお話をしてきました。 今回は、その最終回です。 これまでは、宅地に関するリスク評価に関わるお話でしたが、今 …

続きを読む


地盤調査結果の読み方

前回までは、資料調査としての「地形」の重要性について考えてきました。今回は、地盤調査、特にスクリューウエイト貫入試験(以下、SWS試験と略します)について考えていきたいと思います。 色々な地盤調査 S …

続きを読む


地形と不同沈下リスクの関係

新築住宅は、1万棟に5棟程度の割合で不同沈下(傾いて)います。その原因は明らかではありませんが、地盤が住宅を支える力を持っていなかったことが主原因だと考えられます。 地盤調査を行っているのに、こういう …

続きを読む


土地探しを始める前に考えること

「土地が持っているリスク」と言っても、大半の人はピンときません。 人生の中で、災害によって長期間に渡って避難生活を強いられた経験のある人や、分譲地全体が沈下したり、道路陥没が頻繁に発生したりする現象に …

続きを読む


地盤に関するリスク管理の重要性

私が地盤改良業者に在籍していた頃から、工務店は地盤に関するリスクに対して認識が甘いと感じていました。 住宅建設には、様々な保証が存在していて、工務店はそれによってリスクヘッジができていると考えておられ …

続きを読む


その擁壁、水抜き穴はありますか?

前号では、擁壁の危うさについて書きましたが、今回は、前号で書ききれなかった「擁壁」と「水」の話です。 地下水が擁壁に及ぼす影響 盛土内部の地下水 まとめ 1.地下水が擁壁に及ぼす影響  擁壁に作用する …

続きを読む


「擁壁は壊れる」くらいに思っておくのが丁度よい

大地震の被災地に出向くと、間知擁壁を含む法面の崩壊や液状化によるL型擁壁の倒壊によって、大きな被害を受けた住宅を目にすることがあります。 東日本大震災では、擁壁と傾斜した住宅を同時に復旧する事例に関係 …

続きを読む


耐震等級3は不要なのか?

私は、もうずいぶん前に、自宅として木造戸建て住宅を建てました。 満足いく住宅でしたが、次建てるときは耐震等級3以上で建てたいと考えています。 なぜなら、中越沖地震、東日本大震災やその後の多くの大地震を …

続きを読む


地盤も建物を支える材料の一つ

 2011~2012年頃、東日本大震災で大規模な液状化被害が発生したことを受けて、建築業界や不動産業界では、地盤の専門家に話をさせる機会を多く設けていたように思います。 私もいくつかの団体の依頼で、「 …

続きを読む


軟弱地盤と向き合う

SWS試験結果があまりにも悪いと、「何を根拠に地盤補強方法を計画してよいか分からない」という声をしばしばもらいます。 確かに判断に悩む案件はありますが、SWS試験結果を上手に活用したり、追加で土質試験 …

続きを読む